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やわらかくて、美味しい。 介護食のおせち料理で、よいお年を!

やわらかくて、美味しい。介護食のおせち料理で、よいお年を!1

 

年始の挨拶を交わし、お屠蘇(とそ)とともにいただく「おせち」。 そこには、福を招き、災いを祓う「除災招福」の願いが込められているといわれています。 また昨今は、家族や友人たちと食卓を囲むことができる幸せを、あらためて感じるという人も少なくないでしょう。 新しい年を迎えようとしている今、日本人が大切に受け継いできたお正月料理「おせち」について、その由来や意味、知っているようで知らない食材や料理についてご紹介します。

 

成り立ちは、平安時代の「御節供(おせちく)」

 

五穀豊穣を感謝する神様へのお供え物


 

日本のお正月になくてはならない「おせち」ですが、その起源は弥生時代にまで遡ります。 縄文時代の終わりに、中国から稲作が伝来したことで、人々の生活スタイルは狩猟から農耕を中心とした定住型へと変化します。 稲作とともに「節」を季節の変わり目とする暦ももたらされ、節ごとの収穫を神様に感謝しお供えする「節供」といわれる風習の原型が生まれたとされています。 時は流れ平安時代になると、宮中行事として「節」の儀式が行われ、神様にお供えする料理「節供料理」という意味の「御節供(おせちく)」が振舞われるようになります。 お供えしたものを分かち合うことで、人々の結びつきを深め、ともに祝い、神様の恩恵にあずかるという意味があったのでしょう。 年に数回、季節の節目に行われていた儀式の中で、歳神様に感謝する1月1日の「正月」が最も盛大に祝われるようになり、「おせち」は江戸時代になると広く庶民のあいだでもお正月のお祝い料理として習慣化されていったようです。

 

農民や漁師のあいだでは、ハレの日の料理として伝承


 

江戸時代には庶民にも普及したといわれる「おせち」ですが、農民や漁師たちは「おせち」という言葉が使われる以前から、年の暮れには餅つきをして、神棚やかまど、仕事に使う船などに供え、縁起の良い魚を用意し、乾物や塩漬け、煮物や酢の物を作って新年を迎えていました。 正月には装いも新たに身支度を整えた家族が一堂に集まり、お雑煮やお祝いのごちそうをいただく慣習です。 今でも新たな年の訪れを祝う食事としての「おせち」が、日本各地でその土地独特の郷土料理とともに受け継がれています。 黒豆や昆布、数の子など、縁起を担ぐ意味が込められた料理が全国各地で作られていることから、「おせち」は日本人らしい風習であるといえそうです。

 

重箱の登場は、昭和になってから?

 

やわらかくて、美味しい。介護食のおせち料理で、よいお年を!2

 

めでたさを重ね、詰め合わせた縁起物


 

年末が近づくとデパートやスーパー、インターネットなどで、クリスマスケーキと並んで「おせち」の予約販売が始まります。 その多くは重箱に美しく詰められていますが、もともとおせち料理を重箱に詰めるのは、東海や近畿地方の数県程度と少数派でした。 関東地方や沖縄では大鉢や大皿盛が多く、全国的には一人ひとりのお膳が用意される「正月膳」スタイルが多数派だったようです。 現在のように重箱が全国区に広まったのは、デパートや料亭などが注文を受け付けるようになった昭和の中頃から。 雑誌やテレビなどメディアで取り上げられ注目されたのがきっかけといわれています。 おせち料理が重箱に詰められるのは、「めでたさを重ねる」「福を重ねる」という意味もあり、段ごとに詰める料理が異なり、「この段にはこれを詰める」など、しきたりや詰め方は地方によって異なります。 当初は家族が多かったこともあり、五段重が主流だったそうです。 ここでは伝統的な五段重の、代表的な詰め方をご紹介していきます。

 

「壱の重」祝い肴と口取り


 

「数の子」「田作り」「黒豆」は祝い肴として「おせち」に欠かせないものとされています。 「数の子」はご存知のとおりニシンの卵で子孫繁栄。 「田作り」はカタクチイワシの子どもを干したもので豊作祈念。 「黒豆」は家族がまめまめしく(活動的に)過ごせるようにとの願いが込められています。 関西では黒豆に変えて家族や家業が代々根付くようごぼうで作る「たたきごぼう」をいれるようです。 これに加え、口取りとして財宝を意味する「きんとん」や文化発展・学業成就を願う「だてまき」、紅白で彩りを添える縁起物の「かまぼこ」などを詰めます。 ほかにも、喜ぶ「昆布巻」や多幸の「タコ」、「長老喜」や「千世呂木」などの字を当てるシソ科の地下茎「チョロギ」など、ハレの日にふさわしい食材を使った料理が並びます。

 

「弐の重」焼き物


 

縁起のいい海の幸を中心に炭火で焼いたものを用意します。 七福神の恵比寿様が手にする「鯛」を筆頭に、出世魚と呼ばれる「ブリ」や曲がった腰が長寿をあらわす「海老」、寿命が長いアワビや「フクダメ」の別名を持つトコブシ、対の貝殻が夫婦円満をあらわすハマグリなどの二枚貝も使われることの多い食材です。

 

「参の重」煮物


 

レンコンやにんじん、里いも、たけのこ、くわいにゆり根、こんにゃくなどの野菜を使った「煮しめ」や根菜類と鶏肉を油でいためて煮る「筑前煮」などを詰めます。 たくさんの具材を同じなべで煮るため、家族仲良く暮らすという意味が込められています。

 

「与の重」酢の物


 

酢の物は色合いと形が水引きに似て縁起がよいとされる「紅白なます」や、不老長寿を祈願する「菊花かぶ」、出世魚のコハダに五穀のひとつである粟を使った「コハダの粟漬け」などが使われます。 最近ではデパートのカタログなどを見ても三段重や二段重が主流です。 三段重の場合は「壱の重」に祝い肴と口取り、「弐の重」に焼き物と酢の物、「参の重」に煮物を詰めます。 地域によっては縁起がよいとされる5や7などの奇数で料理を詰める風習があるなど、向きや並べ方のしきたりも残っているようです。 また、三が日は「縁を切る」につながる包丁は使わないなどの言い伝えや、保存がきくように味を濃くして、お正月は台所に立つ回数を減らしたともいわれています。

 

「あいーと」のおせち料理とは?

 

あいーとおせち正月二段重セット八品詰め合わせ

 

ふわっと溶けてやわらかい、彩り豊かなお正月料理


 

久しぶりに家族が集うお正月、「おせち」の重箱を開ける瞬間、食卓がパッと華やぎます。 ふだんは介護食が必要となっても、食卓を囲んでいただく「おせち」はやはり大切にしたいものです。 あいーとではかむ力が弱くなった高齢者の方にも楽しんでいただけるよう、独自に開発した『正月二段重セット』をご用意しています。 商品開発に携わった、あいーとの企画担当に話を聞きました。 「海老や帆立など縁起物の食材を贅沢に使った茶碗蒸しや、深い旨みをとじこめた豚の角煮、目にも美味しいちらし寿司など、「おせち」ならではの彩りや香りを活かしながら、一つひとつの料理を丁寧にふわっとやわらかく仕上げています。 のどに詰まりにくいよう安全性はもちろん、塩分や糖分など健康面にも配慮しているので、ともに食卓を囲むご家族にも安心して見守っていただけます。 おめでたい日にふさわしく、豪華に仕上げたお正月だけの期間限定メニューです。 一年が始まる特別な日に、あいーとの「おせち」が彩りを添えられれば幸いです。 どうぞよいお正月をお過ごしください。

 

まとめ

 

家族で迎えるお正月に、「集う喜び」を味わって


 

最近では旅行をしたり、仕事をしていたりで、お正月の過ごし方も変化しつつあります。それでも日本人にとってお正月は特別なものではないでしょうか。 昔ながらのしきたり通りとはいかなくても、「おせち」を用意して家族そろって元旦を迎えることを大切にしています。 あいーとの「おせち」なら、華やかなお正月の食卓にふさわしく、かむ力の弱くなった高齢者の方にも、安心して召し上がっていただけます。 今回ご紹介した「おせち」の由来や歴史を話のタネに、ご家族で楽しくお正月のひとときを過ごされてはいかがでしょう。 あいーとのおせち正月二段重セットのご購入はこちら>> ※かむ力が弱くなった方向けの食事「あいーと」のおせち 使用上の注意 本製品のご使用に当たっては予め医師・歯科医師等の専門家の指導に従ってください。嚥下機能が低下した方は誤嚥・窒息等の危険性がありますので、ご使用をお控えください。 【参考】 農林水産省「おせち料理ってどんな料理?」 https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_menu/oseti/01.html (2022年11月現在) 農林水産省 特集2 新・日本の郷土食(1)「個性いろいろ伝承のおせち料理」 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1212/spe2_01.html(2022年11月現在)

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