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おいしく食べるためのお口のケア 口腔ケアの大切さ

口腔ケアの大切さ

 

監修 こばやし歯科クリニック 顧問 櫻井 薫 先生

 

自分のお口で食事をおいしく食べるということは、人生をより豊かなものにしてくれます。 しかし、お口の中が汚れていたり、お口の働きが低下していたりすると、十分に口から食べることが難しくなります。 その結果、食べる楽しみを失うだけでなく、十分に栄養が摂れなくなる(低栄養)、必要な水分量が摂れなくなる(脱水)、誤嚥性肺炎などを引き起す原因の一つにもなります。 お口のケアを適切に行うことで、「おいしく食べる」という生きがいを取り戻すことが期待できます。 また、それに加えて介護をする方にとっても、介護しやすくなることにつながります。

 

POINT1 お口の 6 つの働き

 

お口には、食べる、話す、呼吸する、表情をつくる、味わう、唾液を分泌するという6つの働きがあります。 この働きを維持するためには、適切なお口のケア(口腔ケア)が重要です。

 

お口の 6 つの働き

 

POINT2 齢を重ねるとともに変化するお口

 

お口の中の乾燥 (ドライマウス)


 

お口周りの筋力の低下、服用している薬の副作用などによって唾液の量が減り、お口の中が乾きやすくなると言われていす。 お口が乾くことで、食事がとりにくい、しゃべりにくい、声が出しにくい、お口の臭いが気になるなどの問題が出ることもあります。

 

お口の中の乾燥ドライマウス

 

唾液が減ることによる 自浄作用の低下


 

お口の中は、唾液により歯や舌、粘膜に付いた汚れや細菌を洗い流し、清潔に保たれています。 しかし、齢を重ねるにつれ、唾液の量が減ることで、洗い流しが不十分となり、細菌が繁殖しやすくなります。

 

むし歯や歯周病 の増加


 

齢を重ねるにつれ、歯ぐきが下がり、また、唾液の量が減るため、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。

 

むし歯や歯周病 の増加  

 

味覚の変化


 

舌には味を感じる部分があります。唾液の量が減ることで、舌の表面に汚れが付きやすくなり、味を感じにくくなります。

 

味覚の変化

 

POINT3 日常的・専門的な口腔ケア

 

口腔ケアは、大きく分けて日常的な(本人もしくは介護者が行う)ケアと専門的な(歯科医師や歯科衛生士が行う)ケアに分かれます。 日常的な口腔ケアに加えて、かかりつけ歯科による専門的な口腔ケアを定期的に行うことが大切です。 歯に問題があった場合以外にも、お口が乾く、食べにくい、飲み込みにくいなど、お口に関するトラブルがある場合には相談してみましょう。

 

日常的な口腔ケア


 

●うがい  ●粘膜・舌の清掃 ●歯磨き  ●入れ歯の清掃

 

日常的な口腔ケア

 

専門的な口腔ケア


 

●お口の状態に見合った口腔清掃のアドバイス ●歯石除去など、日常的にはできない専門的なケア ●口腔機能の維持や回復のための指導やケア ●食事介護へのアドバイス

 

専門的な口腔ケア

 

参考:大泉恵美ほか.介護に役立つ口腔ケアの実際.中央法規,2016年 参考:https://www.houmonshika.org/oralcare/c105/(2021年10月15日現在)

 

POINT4 口腔ケア の目的

 

口腔ケアの目的は、口の中を清潔にするだけでなく、むし歯や歯周病などの歯や口の疾患を予防し、話す、食べるなどの口腔機能を維持・改善することにあります。

 

口腔ケアの目的

 

参考:https://www.8020zaidan.or.jp/pdf/kenko/start_care.pdf

 

POINT5 誤嚥性肺炎

 

誤嚥性肺炎とは


 

誤嚥性肺炎は、加齢による嚥下機能低下や脳血管疾患の後遺症などのため、胃液や食物、唾液などを口腔細菌と一緒に誤嚥することによって発症します。 日本人の死因の第6位となりますが、70歳以上では、肺炎患者の7割以上が誤嚥性肺炎であるといわれています。※2

 

主な死因の構成割合

 

※1 厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/dl/gaikyouR2.pdf(2021年10月現在)より作成 ※2 Teramoto S,Fukuchi Y,Sasaki H,et al.JAGS 56,577-579,2008

 

日常的な口腔ケアと専門的な口腔ケアを組み合わせることで 効果が期待できる誤嚥性肺炎予防


 

誤嚥性肺炎の予防には、お口を清潔に保つことが大切です。 11箇所の特別養護⽼⼈ホームで、日常的なケアに加え、週に1~2回の専門的なケアを行うことで、肺炎の発症率が下がったという報告があります。 日常のケアだけでも口の中の細菌が減り、肺炎予防が期待できますが、専門職のケアを組み合わせることで、さらに肺炎予防が期待できることがわかりました。

 

肺炎発症率

 

参考:米山武義ら:介護高齢者に対する口腔衛生の誤嚥性肺炎予防効果に関する研究. 日本医学会誌,2001.表1より作図

 

以下よりあいーと介護食をご購入頂けます。

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