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残さず食べる美味しい食事を提供するために

監修
社会医療法人頌徳会 理事長 日野 頌三
社会医療法人頌徳会 日野病院
副院長 西川学
社会医療法人頌徳会 栄養課

頌徳会グループのご紹介

 

 生命の尊さを真剣に考え、高品質で最適な医療と福祉サービスを真心込めて提供しています。

 基本方針として、ご利用者主義、人権人格尊重、法令順守、医療と福祉の連携、サービスの質の向上、事業運営の継続性を掲げ、急性期医療以外のすべてのサービスを提供し、地域の医療を支えています。

 

●食に対する考え方

 頌徳会グループ(以下、頌徳会)では、「美味しい食事を楽しく召し上がっていただく」ことを基本方針としています。
 食事が美味しければ自然と食欲が出て、食べる量も増え、結果的に栄養状態の改善に繋がると考えています。
 しかし、患者さんやご利用者の状態によっては、食材やカロリー、栄養成分、食形態など、様々な制限がかかることがあります。
 これらの制限は、安全に栄養を摂る(食べる)ために必要なことですが、その反面、食の楽しみが失われる場合もあります。
 また、いくら計算された食事を提供していても十分に食べられなければ患者さんやご利用者の栄養状態が改善されないだけでなく、満足にリハビリテーションが行えなくなる可能性があります。
 これらの理由から頌徳会では、残さず美味しく食べられる食事を提供することを心掛けています。

 

●食事に対する取り組み

 近年、食形態の見直しを一から行い、嚥下調整食も楽しく召し上がれる工夫を取り入れています。
 また、普通食も温かく柔らかいまま提供できるよう提供方法の見直しを行いました。さらにリハスタッフの介入頻度を増やすなど、食べる機能の改善に向けた取り組みも強化しています。
 介護老人保健施設ソルヴィラージュ(以下、ソルヴィラージュ)ではこれらの取り組みを導入したことで昼食と夕食の喫食率がそれぞれ10%以上増加しました(図1)。 

 

頌徳会トピックス

 

 

頌徳会グループでの「あいーと」使用状況

 

 食形態の見直しによって、日野病院、ソルヴィラージュ、介護老人福祉施設ソルメゾン (以下、ソルメゾン)の3施設で「あいーと」を提供するようになりました(表)。
 あいーとは、嚥下調整食に該当し、医師が問題無く食べられると判断した方を対象としています。
 使用数量が多いことから、2023年4月以降は「業務用あいーと」を採用しています。業務用あいーとは、従来の個包装とは異なり、外装である「ピロー包装」を除いた容器を一括包装する仕様です。
 そのため、通常製品に比べて1個あたりの単価を少し抑えられることや開封の手間や時間を削減できることが利点です。

 

頌徳会トピックス2

 


「あいーと」の活用事例紹介

 頌徳会では、各施設のあいーとの活用事例を「情報誌ひだまり」へ掲載しています。あいーとは、食事の改善に向けた取り組みの一助となっています。

頌徳会トピックス5頌徳会トピックス4

参考)頌徳会・頌徳福祉会と地域を結ぶ情報誌ひだまり(No.60~62)

 

 

頌徳会グループ あいーとに関するアンケート調査の結果について
※イーエヌ大塚製薬株式会社が本アンケート調査を実施しました。

 

 頌徳会が運営する病院もしくは施設に所属しており、あいーとの試食経験を有する医療従事者44名を対象にあいーとに関するアンケート調査を実施しました。

 アンケートは、質問用紙を用いて5段階のリッカート尺度で評価しました。

質問は、あいーとの「見た目」「味」「香り」「物性」についてそれぞれの感想を尋ねました。

 また、従来の病院食と比較して「価格」「調理の手間」「調理の時間」がどのように変化したかについて尋ねました。

 回答者を職種別に分けると以下の通りでした(図2)。

 

頌徳会トピックス6

 

●アンケート結果纏め

 アンケート結果については、回答のない場合もありましたので、集計結果からは除外しました。

 あいーとの「見た目」については、回答者の8割以上が肯定的であり、「味」「香り」については、7割以上、「物性」については6割以上の方が肯定的でした。

 「価格」の項目は回答者の約9割が「高くなった」と回答したのに対して、「調理の時間」や「調理の手間」は約8割の方が「減少した」と回答しました。

 自由記載欄には「味が濃い」「メニュー・種類を増やしてほしい」という意見が複数ありました。

 

 

医療従事者からのご意見

 

 頌徳会では、1日2食あいーとが提供されているため、長期間入院または入所している方は、味やメニューに飽きてしまうことが課題の一つです。

 一方、あいーと導入以降は、食事に関する会話が増え、笑顔で食事を楽しむ様子を多く見るようになりました。

 また、食べやすくするために手間や調理時間のかかるお肉やお魚メニューが手軽に提供できるようになったため、食事からたんぱく質を摂取し易くなりました。

 何より食思が向上し、食事摂取量が増えたことは、あいーとの大きな功績と考えています。

 

●あいーとの価格以上の価値について

 現在、あいーとの購入費用は病院・施設側で負担しています。

 従来の嚥下調整食と比べて食費の持ち出しは増えましたが、あいーとは価格以上の価値があると考えています。

 あいーとの貢献度を具体的な数字で表すことは困難ですが、数字で測ることのできない変化を目の当たりにすることもあります。

 これまでにあいーとを利用された方の中で特に印象に残ったエピソードを紹介します。

●無表情で食事介助を受けていた患者さんがあいーとを提供した際、自らスプーンを持ち、自発的に食事を行うようになった。
●認知症の方で従来の食事では半分程度しか召しあがらなかった方へあいーとを提供すると全量摂取できた。
●粗キザミ食が十分食べられなかった方へあいーとを提供した際、喫食量が増加し、食形態レベルが向上した。

 病院・施設の嚥下調整食が充実していることは頌徳会の強みであり、食事に不安を抱えている方の安心材料にもなります。

 あいーとは「美味しい食事を楽しく召し上がっていただく」ことに大きく貢献しており、患者さんやご利用者が元気になるための一助となっています。

 そして、患者さんやご利用者が元気になることは、本人・家族の喜びだけでなく、頌徳会全体の喜びとなっています。

 

※本情報は2023年11月時点のものです

 

 

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