7月の食材は「うなぎ」

身体に嬉しい栄養が満載の「うなぎ」。 スタミナをたっぷり蓄えて、暑い夏を乗り切ろう！

日本には、毎年7月下旬にある「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣があります。土用の丑の日には諸説ありますが、一番は夏バテしやすいこの時期に、精のつくうなぎを食べて暑い夏を乗り切ろうという思いから、江戸時代より習慣化されていると言われています。 夏バテ対策の筆頭としても挙げられる「うなぎ」ですので、どこをとっても豊富な栄養素が含まれています。魚類特有の良質たんぱく質が多く含まれていることに加え、ほかの魚類では不足しがちであるビタミン類もしっかりと摂ることができます。特にビタミンB群が豊富であることから、疲労回復の効果が高く、暑い夏を乗り切るには欠かせない食材となっています。 また、目の働きに良い効果があるビタミンA、骨や歯を丈夫にする働きのあるカルシウムやビタミンD、認知症などの老化防止に効果があるとされるDHA、さらには脳梗塞や心筋梗塞などの予防が期待されるEPAなど、夏バテ対策や疲労回復以外にも、健康を促進・維持する理想的な食材となっています。 うなぎはご飯と相性抜群の食材なので、「うな重」や「うな丼」、「ひつまぶし」といった食べ方をされる方が多いのではないでしょうか。そのほか意外なところでは、「押し寿司」や「チャーハン」としてもうなぎの美味しさを楽しむことができます。 栄養たっぷり、スタミナ満点の食材「うなぎ」を食べて、これからの暑い季節を乗り切りましょう！